なすノート@一条工務店で建てたコの字の平屋

一条工務店のi-smartで、中庭を囲むコの字の平屋を建築中。育児や趣味についても書いていきます。

【保存版】土地をはじめて買う人のための地震や災害のリスクを調べる方法

日本は災害大国です。誰しもが災害に見舞われる可能性があります。ただ、被害の大きさは地域により様々です。

 

なので、土地を買うのであれば、その地域の災害リスクについて事前に調べておいたほうがよいですよね。

 

でもどうしたら、地域の災害リスクを知ることができるでしょうか。今回は、その地域に起きるであろう将来の災害リスクについての調べ方をまとめました。

 

 

 

地震や災害に弱い土地・強い土地の調べ方

地震に強い安全な地盤か

全ての土地は同じように見えて、揺れやすい土地、液状化しやすい土地など、地震の揺れに対して軟弱な土地があります。また、がけ崩れ、土砂崩れなどを引き起こす可能性のある土地もあります。

 

これら土地では、いくら家を頑丈にしても、地盤が軟弱なので、地震が起きた時には危険です。家は大丈夫なのに、土地が崩壊して、家に住めなくなる、という事例も多いです。

 

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nasukusu/20190601/20190601223114.jpg

軟弱な地盤の上に建つ家は揺れやすい

http://www.asahi.com/special/saigai_jiban/

 

そんな危険をはらむ地盤でないかどうかは、事前に調べる方法があります。 

 

自分の土地の揺れやすさについては、以下のサイトで検索すると、地域ごとの情報が得られます。

サイトにアクセスして、「住所検索」に調べたい地域の住所を入力して調べてみてください。

 

揺れやすい地盤 災害大国 迫る危機:朝日新聞デジタル

 

例えば、名古屋市を調べた結果が以下です。

地形の種類と、揺れやすさを数値で示してくれます。数字は小さいほど揺れにくさを表しています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nasukusu/20190601/20190601224256.jpg

「愛知県名古屋市中区栄1丁目」で調べてみた結果

 

 

土地の基本的な情報については、以下でまとめています。

www.nas-note.com

 

災害に弱い地域ではないか

その地域ではどのような災害が起きる可能性があるかについては各自治体が発行しているハザードマップを見ましょう。揺れやすさや、液状化可能性を調べることができます。

 

「地域名 ハザードマップ」で検索すると、自分の住みたい場所のハザードマップが出てくるので、調べてみましょう。

 

国土交通省が公開しているポータルサイトから検索するのが簡単です。

国土交通省ハザードマップポータルサイト

 

わがまちハザードマップから、地域名を入れて検索してみてください。

 

チェックするポイント

  • 揺れやすくないか(地震)
  • 液状化しやすくないか(地震)
  • 洪水の影響

 

参考:名古屋市が発行しているハザードマップ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nasukusu/20190601/20190601224254.jpg

 

過去の災害を調べる

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がある通り、何かが起きてから思い知るのではなく、過去に起きたことを参考にするほうが賢い生き方です。

 

災害も同様で、未来を知るためには、まず過去を知ることです。 特に地震は、周期的に繰り返すといわれ、東日本大震災の津波も過去に大きな被害をもたらした「三陸地震津波」など、同様の災害が起きていました。

 

「地域名 地震」「地域名 洪水」などで、Googleで検索すれば、過去の地震や過去の洪水の被害状況が出てきます。被害想定が大きい場所は要注意としておきましょう。

 

ただ、過去の被害状況は調べたとしても、将来的にどういう結果になるか誰も分かりません。それでも、自分の地域がどのような災害を経験して今があるかを知ることは、心構えとしても、事前準備ができるという意味でも重要です。

 

過去に起きた大きな地震については以下にまとめました。

気象庁 | 過去の地震津波災害

(明治~1995年、100人以上の志望者)

1872年 浜田地震 死者 555

1891年 濃尾地震 死者 7,273

1894年 庄内地震 死者 726

1896年 明治三陸地震 死者 21,959

1896年 陸羽地震 死者 209

1923年 関東地震(関東大震災) 死・不明 10万5千余

1925年 北但馬地震 死者 428

1927年 北丹後地震 死者 2,912

1930年 北伊豆地震 死者 272

1933年 昭和三陸地震 死・不明 3,064

1943年 鳥取地震 死者 1,083

1944年 東南海地震 死・不明 1,183

1945年 三河地震 死者 1,961

1946年 南海地震 死・不明 1,443

1948年 福井地震 死者 3,769

1983年 日本海中部地震 死者 104

1993年 北海道南西沖地震 死者 202

1995年 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災) 死者 6,434

 

古地図を活用する

その土地を知るためには歴史を知る必要があるといいました。その際に役立つのが、昔の地図(古地図)です。

 

古地図を見る意味としては以下の3点

  • 昔は川や海だった→ 軟弱地盤の可能性大
  • 山を削ってできた→ 土砂崩れの可能性あり
  • 町名が変更されている→ 過去は水にまつわる地名だと、災害の多い地域だったかもしれない。
  • 昔から町がある→ 過去の災害を避けた結果そこに住んでいた可能性も

(参考:https://www.homes.co.jp/cont/buy_kodate/buy_kodate_00248/

 

地名がこうだから一概にこうだ、とは言えないですが、古地図では現代では読み解けない歴史的な事実を知ることができるため、得られる情報は意外に多いです。

 

川や水路を埋め立てできた土地などは明らかに軟弱だったり、山を削ってできた地形であれば土砂崩れの可能性があることが分かります。

 

ボーリング調査(地盤調査)など、実際的な調査には時間もお金もかかりますが、こうしたことは無料で簡単に知ることができるので、おすすめです。

 

個人的には、単純に過去にどんな村や町があったかを知るだけでも面白いのでおすすめ。

 

 現代と昔の地図が見比べられるサイトについては、個人的には以下の「今昔マップ」が見やすいのでおすすめ。

今昔マップ on the web

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nasukusu/20190601/20190601230758.jpg

 

 まとめ

地域の災害リスクについて調べる方法をまとめました。

  • 地震に強い安全な地盤か
  • 災害に弱い地域ではないか
  • 過去の災害を調べる
  • 古地図を活用する

 

 土地については、調べても調べすぎるということはありません。徹底的に調べて調べつくしても、想定外のことは置きます。ただ、その可能性をできるだけ下げる上でも、理論武装、情報収集は必要です。そのための役に立つ情報をまとめたつもりです。お役に立てられれば幸い。

 

 

 <参考文献>

誰も教えてくれない家づくりのすべて 2018年度版 (エクスナレッジムック)

誰も教えてくれない家づくりのすべて 2018年度版 (エクスナレッジムック)

 

 

<参考サイト>